猫の高カルシウム血症は、血液中のカルシウム値が上昇する内分泌疾患であり、早期発見と適切な管理が重要です。ここでは、猫に合った管理用品やサプリメントの選び方の基準をまとめました。





| 項目 | カルシウムバランスカプセル | 低カルシウムフードプレミアム | カルシウムリデュース液状 |
|---|---|---|---|
| カルシウム調整成分 | カルシウム吸収抑制を標榜(効果未検証) | 低カルシウム食(教科書が推奨する方向) | カルシウム排泄促進を標榜(効果未検証) |
| 投与方式 | カプセル | フード | 液状ドロッパー |
| 1日服用量 | 獣医師指示の用量 | 獣医師指示の用量 | 獣医師指示の用量 |
| 推奨年齢 | 獣医師の判断が必要 | 獣医師の判断が必要 | 獣医師の判断が必要 |
| 副作用の可能性 | 検証データなし | 検証データなし | 検証データなし |
高カルシウム血症の定義は血清総カルシウム11mg/dL(イオン化カルシウム1.4mmol/L)以上であり、管理の基本は原因の究明・治療と食事中カルシウムの制限です。いずれの製品も効果・安全性が臨床的に検証されていないため、獣医師の診断・相談後に使用し、急性の状態では直ちに病院を受診してください。
注意:過剰なカルシウムの調整は、かえって危険です。
カルシウムの調整は、必ず獣医師が設定した目標範囲内で行う必要があります。教科書では、治療目標を血中カルシウム12.5mg/dL未満とし、血清カルシウムとリンの濃度を定期的にモニタリングすることを推奨しています。独断でカルシウムを過度に低下させたり、検証されていない製品を使用したりすると、かえって危険を招く可能性があります。特に腎機能が低下している猫や慢性腎臓病を患っている猫は高カルシウム血症のリスクが高いため、より慎重に、獣医師の監督のもとで調整する必要があります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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