猫の白内障手術では、主に超音波乳化吸引術が用いられます。術後のケアが手術の成否を分ける重要なポイントとなります。適切な製品とケア方法を選ぶことで、回復が促進され、合併症のリスクを低減できます。





| 項目 | 重要なポイント |
|---|---|
| 手術の概要 | 濁った水晶体を取り除き、人工水晶体を入れて視力を回復 |
| 適応の判断 | 視力低下・合併症のリスクなど進行の程度を見て獣医師と決定 |
| 手術前の評価 | 網膜機能・眼圧・全身麻酔の可否と、糖尿病など原因の管理 |
| リスク・術後 | 炎症・緑内障などの合併症、点眼・保護と定期的な眼科診療が必要 |
| 相談 | 眼科の経験がある獣医師と、利益・リスク・管理の負担を十分に相談 |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師と相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は、必ず診療を通じて獣医師とともに行ってください。
注意:手術後48時間は、絶対に猫を一人にしないでください。
術後の回復初期は、猫が目をかいたりこすったりして自己傷害行為を起こしやすくなります。目に刺激が加わると、回復が遅れたり感染のリスクが高まったりする可能性があります。この時期は、飼い主さんが猫をよく観察し、直接目を触れないように保護することが重要です。エリザベスカラー(保護用首輪)を着用させると、目をかくのを防ぎ自己傷害の予防に役立ちます。傷が完全に治るまで、目の状態を頻繁に確認してください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Fossum TW. Preoperative and intraoperative care of the surgical patient. In: Fossum TW, Duprey LP, O’Connor D, editors. Small animal surgery. 3rd ed. Boston, MA: Elsevier; 2007.
[2] The Veterinary Workbook of Small Animal Clinical Cases. Hosgood G, Scholl DT. Evaluation of age as a risk factor for perianesthetic morbidity and mortality in the dog. J Vet Emerg Crit Care. 1998;8(3):222-36.
[3] Small Animal Anesthesia and Pain Management A Color Handbook, 3rd Edition. Englar R. Writing skills for veterinarians. Sheffield. 5M Publishing; 2019.