猫の遊び攻撃性は、狩猟本能が過度に現れる行動問題です。原因と症状から行動修正・薬物療法まで、獣医学的根拠に基づいてまとめました。


このような場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。
急に攻撃性が見られるようになったり、普段より強くなったりした場合は、まず医学的な原因を確認する必要があります。痛みや発作を伴う場合、攻撃行動の後にぼんやりとした表情を見せる場合、あるいは食欲や体重の変化が同時に現れる場合は、すぐに診察が必要です。甲状腺機能亢進症や神経系の異常などの内部疾患が、行動の変化として現れることがあるからです。


再発を防ぐために覚えておいてほしいこと
子猫の頃から手や足で遊ばせるのではなく、ハンズフリーの遊び方やおもちゃを活用することが効果的な予防策です。猫が興奮のサイン(しっぽを素早く振る、瞳孔が開くなど)を示したら、早めに遊びを終えるのがおすすめです。叱る行為はかえって攻撃性を高める可能性があるため避け、一貫した遊びのルールと環境管理を継続して行ってください。行動訓練を続けても改善が見られない場合や、攻撃性が強くなった場合は、獣医師や動物行動専門家の診察を受けてみましょう。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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