犬の食糞症(糞便食)は、行動・栄養・消化の問題が複合的に絡み合っていることが多くあります。原因タイプ別の管理方法と製品選択基準をひとまとめにまとめました。

このような症状が伴う場合は、すぐに動物病院へお越しください。
食糞症に加え、体重減少、繰り返す嘔吐や下痢、毛並みの悪化が見られる場合は、消化酵素欠乏症(EPI)や寄生虫感染などの医学的な原因が考えられます。このような場合、行動修正や忌避剤の使用よりも、まず獣医師による血液検査や糞便検査を受けることが重要です。



パイナップルやカボチャの種を使った民間療法は、効果があるのでしょうか?
パイナップルの切れ端やカボチャの種を与えると、うんちの匂いが変わって食糞行動が減るという話があります。一部の飼い主からは補助的な効果が報告されていますが、獣医臨床データで効能が検証された方法ではありません。少量の補助として試すことはできますが、過剰に与えたり主食の代わりに与えたりしないよう注意してください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Fascetti A.J. & Delaney S.J., Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed, Wiley-Blackwell, 2012
[2] Schaer M., Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed, CRC Press, 2022
[3] National Research Council, Nutrient Requirements of Dogs and Cats, National Academies Press, 2006