長毛種と短毛種の猫の毛玉や抜け毛を減らすためのブラシ5種類を、獣医学の教科書を根拠に比較します。お子様の毛の長さや皮膚タイプに合ったブラシを選ぶ基準もまとめました。

| 項目 | スリッカー | フェアコーム | ラバー | グローブ | アンダーコートレーキ |
|---|---|---|---|---|---|
| 推奨する毛の長さ | 長毛・中毛 | 全長さ | 短毛 | 短毛・中毛 | 長毛・換毛期 |
| アンダーコート除去力 | ★★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★★ |
| 皮膚への刺激 | 普通 | 低い | 非常に低い | 非常に低い | 普通~高い |
| グルーミングを嫌がる時 | 不適合 | 普通 | 適合 | 非常に適合 | 不適合 |
| 使用頻度 | 週2~3回 | 週2~3回 | 毎日可能 | 毎日可能 | 週1~2回 |
| 価格帯 | 1.5,000円〜3,000円 | 0.8,000円〜2,000円 | 0.5~1,000円 | 1,000円〜2,000円 | 2,000円〜4,000円 |
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ブラッシング時に絶対にやってはいけないこと
不適切なブラッシングは、かえって皮膚トラブルの原因になります。 - 同じ場所を5回以上繰り返してブラッシングしない(ブラシバーンの発生) - 絡まり(マット)をハサミで切らない — 皮膚まで一緒に切ってしまう可能性があります - 皮膚に発赤・かさぶた・滲出液がある部位は、ブラッシングを中止し動物病院にご相談ください - 猫は柔らかいグローブやラバーブラシから始めましょう ブラッシング中に猫がしっぽを強く振ったり、耳を後ろに倒したりしたら、すぐに中止して休息を与えてください。

タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Schaer M, Gaschen F, Clinical Medicine of the Dog and Cat, 4th Ed — Box 9.4 The problem of feline hairballs, 2017
[2] Little SE, The Cat: Clinical Medicine and Management, 2nd Ed — Gastrointestinal disorders chapter, 2020
[3] Barrs VR, Beatty JA, Tisdall PL, et al., Intestinal obstruction by trichobezoars in five cats, J Feline Med Surg, 1999;1:199
[4] Delaney SJ, Fascetti AJ, Applied Veterinary Clinical Nutrition, 2nd Ed — Dietary fiber and feline hairball management, 2024