猫の分離不安は、飼い主が留守にした際に猫が極度の心理的ストレス反応を繰り返す行動障害です。特に重要なのは、「猫は元来独立している」という誤解から、症状がかなり進行するまで放置されやすい点です。


このような場合は、すぐに病院へ連れて行ってあげてください。
過度なグルーミングにより皮膚がただれたり出血したりしている場合、48時間以上ほとんど水や餌を摂取しない場合、突然の攻撃性や自傷行動が見られる場合は、迷わず動物病院を受診してください。分離不安ではなく、他の内科疾患や痛みが原因である可能性もあります。




絶対にやってはいけないこと
猫が単独でいたことを理由に叱ったり罰したりすると、かえって不安感が強まってしまいます。帰宅直後に過剰に挨拶をしたり、長い別れを惜しんだりすることも、外出や帰宅そのものを「大きな出来事」として学習させてしまい、逆効果となります。ケージに無条件で閉じ込める方法も、ストレスを増大させる可能性があります。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[1] Veterinary Guide to Preventing Behavior Problems in Dogs and Cats, Wiley-Blackwell (counterconditioning, desensitization chapters)
[2] Introduction to Animal Behavior and Veterinary Behavioral Medicine, Wiley-Blackwell (Ch.5 Counterconditioning; Ch.15 Practice Departures; Ch.17 Systematic Desensitization)