猫のドライアイは、涙の分泌が不足することで発症する疾患であり、シクロスポリンを主成分とする治療薬が主な管理方法です。効果的で安全な製品を選ぶための基準をまとめました。





| 項目 | 重要ポイント |
|---|---|
| 治療の概要 | 免疫反応を調節して涙の分泌を増やす処方点眼薬 |
| 適応の判断 | 検査で涙量・角膜の状態を確認したうえで獣医師が処方 |
| 継続性 | 効果が出るまで数週間、規則的な点眼と自己判断での中止は禁止 |
| モニタリング | シルマー検査で涙量を追跡、角膜の状態を確認 |
| 相談 | 刺激・充血の悪化や長期的な管理は獣医師に相談 |
特定の製品・病院を推奨する表ではなく、獣医師に相談する際に参考にする基準です。治療・検査の決定は必ず診察を通じて獣医師と一緒に行ってください。
注意事項と禁忌事項
サイクロスポリン点眼薬は、アレルギー反応がある猫には使用が禁止されています。目が赤くなったり、かゆみがひどくなったりした場合は、すぐに使用を中止して獣医師にご相談ください。また、他の目薬と併用すると相互作用が生じる可能性があるため、必ず獣医師の指示に従ってご使用ください。


タイのコンケン大学で獣医学を専攻した獣医師で、米国ノースカロライナ州立大学のIVSAプログラムを修了しました。動物病院での臨床経験をもとにペットヘルスケア分野で活動しており、飼い主と獣医師をつなぐデジタル診療環境の構築に取り組んでいます。
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[2] Hendrix DV, Adkins EA, Ward DA, Stuffle J, Skorobohach B. An investigation comparing the efficacy of topical ocular application of tacrolimus and cyclosporine in dogs. Vet Med Int. 2011;2011:487592.
[3] Plumb's Veterinary Drug Handbook, 10th Ed. Wiley Blackwell, 2021.